金融機関に就職するならお金の貸し借りと人間をよく知るべし

いつも就職活動をしている学生に人気の企業ということであげられるのが銀行です。特にメガバンクは非常に人気があって、いつもベスト3には入ってくるほどの人気ぶりです。銀行といえばバブルの時にはエリートが就職するところということもあり、今でも憧れの職場というふうに考えている学生が多いということなのでしょう。実際に入ってみればわかりますが、そこまで恵まれている給料であるとか、立場ということもないのですが。

金融業は別にこういった銀行だけではありません。銀行以外にも証券会社もあれば消費者金融やカードローンなどもあります。そのような金融業に就職するのであれば、知っておきたいことがあります。それはお金と人間の関係性についてです。このお金と人間についてよく知らなければ、金融業で働いても楽しくないでしょうし、不幸なことしかわからないと思います。

例えば借入に来た人がいるとします。この借入をする人も十人十色です。お金に余裕はあるけれども銀行側から借りて欲しいとお願いして借りている人、お金がないと会社が潰れてしまうから借りている人、急な出費のために数万円が必要になってカードローンを使っている人等など、です。これらの借入によってはそれが人生を覆すようなことになる場合もあるのです。会社からは貸せないと言われているが、目の前にはもしかしたら借入ができなかったら倒産してしまうかもしれない人、自殺してしまうかもしれない人がいるのです。お金が人の人生を大きく左右する、そういうことを知らないと金融業者で働くときには非常に現実を見てショックを受けることになるでしょう。

もし就職を考えている人がいるのであれば、借入とお金、そして人間についてよく考えて、調べてから就職するほうがいいでしょう。その方がその人にとってもプラスですし、何よりも社会人になってからもうまくいくでしょう。金融業の一つであるメガバンクは今でも人気ですが、学生がそこまで考えて選んでいるかというと、そうではないのでしょう。覚悟をして考えてから金融業を選ぶ必用があるのではないでしょうか。