ローンで借り入れ出来る額を決定する要素には数種類ある
ローンで借入をするときに、ある人は1000万円のローンが借入できますがある人は2000万円まで借り入れすることができるということがあります。人によっては借り入れ審査に通らないということもあり、ゼロ円の人もいるのですが、どうしてこんなにもローンの借入可能額というのは違うのでしょうか。また、どうやってローンはこのような借入の額というのを決めているのでしょうか。住宅ローンと一般的なフリーローンである消費者金融などを例にとって説明します。
まず住宅ローンですけれども何年もの間返済を続けないといけないものなので、それなりに収入が多くないと行けません。収入が多くないと貸出側としても返済が確実に出来る人に貸したいと思うものです。そうであれば収入だけがたくさんあってもローンの借入を許可せず、安定して収入が入ってくる場合のみローンの借入OKというように考えているのです。銀行側もリスクを極力減らしたいと思っていますから当然の処置といえるでしょう。よくお金持ちのはずの芸能人や投資家と言った人たちがかなりのお金を持っているのに、住宅ローンを組むことが難しいと言われているのは収入よりも安定性の方を見ているというわけです。
消費者金融についてはそこまでの安定性というのを来にしていないので、どちらかと言うと安定していないアルバイトや主婦、学生などにも貸出を行うところはたくさんあります。なぜ安定のした収入がない人にでも消費者金融は貸出をするかといえば、それが小口であり、かつ金利さえ支払いをしていればそれだけで利益を出すことも可能だからです。しかも短期資金がほとんどなので、数十年間も返済がないということは考えにくいのです。だからこういった1ヶ月2ヶ月の借入だけでもOKというようになっています。
結果としてローンというのは長く借りようと思えば、それだけ収入の高さよりも安定性が必要になってくるといえるでしょう。逆に消費者金融などの借り入れは短期の借入だからすぐに返済することができるために、収入の安定性はあまり関係せずに使えると言えるのです。