一般的に銀行からの借入でのメリットは金利が低いくらいだ

「銀行から借入をした方がいい」という人がインターネットの質問サイトなどでもよく見かけます。銀行から借入をした方がいいというのは、消費者金融などのカードローンを使うよりも、そちらのほうがいいという意味で言っていると思うのですが、実際にはそんなにメリットがたくさんあるとは到底思えません。こういった質問サイトなどでメリットとして上げられているのはいくつかあります。

まず一つ目が銀行という信頼性の高い会社からの借入です。銀行は消費者金融などに比べて信用が高いので借入の時に安心できるという点です。正直、これはそこまでの大きなメリットであるとはいえないと思います。なぜなら信用が高いのは最近の消費者金融も同じだからです。大企業ですし、上場している企業も多いですからあまり消費者金融と差はないと思います。

もう一つが金利が低いからということです。数%の金利が多いという銀行に比べて消費者金融系は確かに20%近い金利を課せられるので、圧倒的に支払う額というのが変わってきます。これはそのとおりだと思います。金利は少しでも低いに越したことはありません。そういう意味ではこの指摘は当たっていると言えます。

あと良く聞くのが消費者金融系での借入というのは非常に後々の印象が悪くなるということです。他の借入をしようとしていた時に消費者金融系で借入していたという履歴があることを嫌う業者がいるというのですが、そこまで重要ではないと言えます。なぜなら収入や働き口の方が圧倒的に重視されているからです。収入や働いているかどうかでほぼすべてが決まると思ったほうが自然でしょう。昔一度だけ使っていた消費者金融の借入履歴がいつまでも影響するとは考えにくいです。

こうやって考えると銀行を利用するのは金利が低いからくらいしか、積極的な理由というのはないんじゃないかと思います。それよりも気軽に使えるし、そこまでデメリットが無い消費者金融を使う人のほうが多いのもよくわかります。銀行も最近は銀行カードローンなど、非常に使いやすいものも出て来ましたから、少しずつ変わるかもしれませんね。

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